「ウッドデッキなんてどこの建築会社でも施工できるから、ネットで調べて数社に見積りを貰って安い会社に頼めばイイ!」

とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

それも全くの間違いではありませんが、残念ながら半分は違っているので結果的に損をしてしまいます。
そこで今までご相談頂いた経験から、結果的に得をするウッドデッキの説明をさせて頂きます。

原村、茅野市、富士見町、北杜市でのウッドデッキ工事|アトリエブフィエ

長持ちする材料(ハードウッドや防腐剤注入材、または人口木)で造る

※↑ハードウッド

ハードウッドは20~30年程度、防腐剤注入材は10~15年程度は持つ筈です。
ですから本来であればそれだけ長持ちする筈です。
ですが、それはあくまで材料の性能の話であって、場合によっては普通の木材と全く変わらなくなってしまいます。

それも勿体ない話ですよね。
一般的な建築会社では家を建てる時に、在来工法または2×4工法で施工します。

会社によって様々な工夫をしていますが、基本は大体この2種類です。

そしてウッドデッキの場合は常に雨や雪にさらされる環境にあります。
ですから建築会社が(水が掛かることを想定していない)通常の家を造る感覚で造ったのでは、長持ちさせることができないのです。

ウッドデッキを長持ちさせる方法

この辺りを御存じない方が非常に多いのです。
(私も建築業を始める前なら全く思いつきもしませんでした)

そこで常に雨・水に晒されても“それでも長持ちできるような施工”が必要になります。

ではいわゆる“通常の造り方”でウッドデッキを造ると、どこが傷みやすいのでしょうか?
それは実はホゾ差し、ホゾ穴や継手・仕口などの加工部なのです。

木が一番傷むのは、常時、水が乾かずジメジメした状態です。

特にホゾ穴に一番その現象が顕著に表れるのですが、ここに水が入り常時または長くジメジメしていて水が乾きにくいので木が内側から腐ってしまうのです。

そこでホゾ差しや継手・仕口などによる施工ではなく、雨・水が水切れの良くない部分に入っても長持ちできる組み方が重要になってくる訳です。

ウッドデッキを長持ちさせる方法

一方のハードウッドと呼ばれる20~30年はもつ木を使用すれば、水切れの点は問題なくなります。
ですがハードウッドは固い木材なのでステンレス製のビスも折れやすく、施工に技術が必要で、さらに木材自体も高価なので工事費もかなりの金額になってしまいます。

それでもよろしければ当方にご用命ください。

話は戻りまして、そこで費用対効果の面から防腐剤注入材という傷みにくい処理をした木材を使用する方が多いです。

防腐剤注入材は文字通り腐りにくい液剤に木材を沈め、十分に染み込ませたものです。

そして、防腐剤注入材を使用する場合は注意する性質があります。
防腐剤注入材は、黄色部分の外側は薬剤が十分に浸みている(写真左)のに対し、内側は薬剤がほぼ浸み込んでいない状態(写真右)という点です。

ですからこの薬剤が染み込んでいない部分で、ホゾ差しを作ったりホゾ穴を開けるたりすると、普通の木材と何ら変わる事が無いので防腐剤注入材を使用する意味が無くなってしまいます。

ではホゾ差し、仕口継手も使わずにどうやって施工するのかというと、そこで専用の施工方法が必要になる訳です。

ウッドデッキも普通に改修工事を行えば80~200万円位の金額にはすぐになります。

一例として150万円で造ったデッキが、10年持つのか15年持つのかでは費用対効果が大分違います。

割って1年あたりで考えると10年で減価償却すると考えると15万円/年になります。

そして15年で減価償却と考えると10万円/年となります。

当然、長持ちした方が一年あたりの減価償却額が少ないので、10年持てばよいと考えていたウッドデッキが15年余計に持ってくれれば1.5倍の価値があることになります。

実際に15年に一度100万円掛かるのか、10年に一度100万円が必要になるかでは、かなり家計への負担が違いますよね?!

ですから、同じウッドデッキ工事を依頼するにも安さが売りの業者に100万円で依頼するよりも、ウッドデッキ工事の施工に馴れている業者に(一例として)120万円で依頼した方が結果的に得になってしまうのです。 当方もこれまで多くのお客様よりご増段を頂き、ウッドデッキの施工について色々な建築会社の施工事例を目にしてきました。

既存のウッドデッキ(普通の木材使用)が傷んできたので、防腐剤注入材のウッドデッキを既存のウッドデッキの上にかぶせる形で造る

上の防腐剤注入材使用の床板は丈夫のまま、下地(桁・根太)が傷んで壊れて落ちた事例

結局、下地の木材である桁・梁・根太が落ちた事になるので、デッキの床板も歪み、また危険で使用できなくなり、全部壊して造り直しが必要になりました。

もう一例ご紹介します。

ウッドデッキが傷んだので床板だけハードウッドに交換し、床下の柱(桁・床梁・根太)はそのまま普通の材を使用し、当然、先に下地が壊れた事例

どこの建築会社が行ったかは分かりませんし、ご相談頂いた方もこうなる事はウッドデッキが出来上がった時点では決して想像すらしなかったことでしょう。

一概に「建築会社が造った」と言ってもいろいろ技術の程度に差があるものです。

ただインターネットで検索して数社に見積り貰い、何でも良いから安い建築会社へ依頼すれば良い、と考え依頼したり、管理事務所に信用し過ぎて頼り切るのはお勧めできません。

気候風土を良く知ったその地域で施工事例の多い建築業者を選んだ方が良いと思います。


ウッドデッキにそもそも雨・雪がかからない様にする

さて話は変わって、別荘オーナーさまなどウッドデッキをお持ちの方が一番最初に気付くのは、デッキの床板に空いてしまった穴かと思います。

もちろんデッキの床板に空いた穴も問題ですが、所詮デッキの表面だけのことですので、その下地となる柱(桁・床梁・根太)が丈夫なら幾らでも交換が可能です。

ウッドデッキを長持ちさせる方法

一番は、できれば防腐剤注入材なら防腐剤注入材、ハードウッドであれば全部ハードウッドでの施工が望ましいです。
ただハードウッドでの施工の場合、前述の様に費用もそれなりに必要になります。

そこで次善の方法として、下地となる柱(桁・床梁・根太)がハードウッドで施工し、デッキ床板は傷んできたら床板だけ交換することを前提に防腐剤注入材という方法もあります。

ハードウッドで施工した部分は30年程度は持つので、床板だけの交換となりますので(その時点の木材の価格にも依りますが)一度に必要な工事金額が少なくて済むことになります。

もう一つの方法は、②ウッドデッキにそもそも雨・雪がかからない様にする、という方法があります。

簡潔に言ってしまうと、ウッドデッキに屋根を掛ける、という方法です。

ウッドデッキに雨・雪がかからない様にする

ウッドデッキに屋根があると、当然デッキに掛かる雨・雪の量が減るので、水に濡れる回数や期間が少なくなります。

水が一番ウッドデッキを傷める要因で、その要因が減れば当然長持ちすることになります。

また今まで施工させて頂いたお客様には


「部屋が一つ増えたみたい」


「これでウッドデッキで焼き肉をしている最中に雨が降ってきても平気!」


「これでスキー板を担いだまま安全に玄関まで通れる」

などのご感想を頂いております。

今まで当方が屋根を掛け工事をさせて頂いたウッドデッキは多数あります。

そしてその後のウッドデッキの傷み具合を拝見していると、おそらく塗装さえ定期的に行えば30年以上は大丈夫だろうな、と思われます。

ハードウッドをつかわなくても同程度は長持ちし、且つ雨の日も気にせずに使えるという利点もあることになります。

※当方としては極力、ウッドデッキへの屋根掛けをお勧めしています。

以上がウッドデッキをお得に長持ちさせる

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の二通りの説明となります。