既存のデッキが30年ほどして
いよいよ傷みが激しくなったので
ここで造り直したい
今度はずっと長持ちする物にしたい
というご相談を頂きました。

確認すると
床板が踏み抜けた部分や
デッキ下では梁も落ちている部分がありました。

・ハードウッドのウリン
・セランガンバツ
・防腐剤注入材
などの幾つか選択肢のある中で
ご予算の事もお考え頂いた上で
セランガンバツを使用する事になりました。
工事が決まったら
まずは解体作業に入ります。

こうして自分で解体しながら
・どこが一番傷んでいるのか?
逆に
・どこが一番傷んでいないのか?
を探りながら作業します。
こうすることが
より長持ちするデッキ
を造る事につながります。

※普通、他の建築会社では
分業で作業効率良く行うので
こういった事はしません。

とりあえず今回は
相当無理やり補修して
持たせてきたデッキだな
という事がわかりました。
無事解体が終わったので
今度はウッドデッキを造る方の
工事に入ります。
今回は
束基礎間の距離が飛んだ部分だけ
追加で数か所だけ束基礎を設置し
基本は既存の束基礎を使用です。

高さと通りを合わせながら
桁を設置し・・・


根太を施工していきます。

今回のお庭には
シンボルツリーがあるので
樹の周りにはとても気を使います。


玄関から回れる通路も
施工します。

床下の支持部分の施工が終わっら
今度はウッドデッキの床板を
貼っていきます。

ハードウッドは長持ちする分
とても固く、
普通にビスが打っても
ねじ切れてしまいます。

そこで全てのビス穴に
あらかじめキリで穴を空けてから
ビスを打つ必要があるので
手間がかかります。
またキリで穴を空けただけでは
ビスを打ってもビス頭までは
板の面より下には入らず
残ってしまいます。
そこでキリで開けた穴の
表面付近だけ、
穴を揉んで溝を広げていきます。

これだけやって始めて
ビスがキレイに打てるので
ホントに手間がかかります。
この様な手間をかけて
デッキ床板を張っていきます。

今回はシンボルツリーもあるので
その分はトリミングが必要なのですが、
樹との隙間は少ない方が
落ちたりせずに使いやすい反面
今後の木の成長
を考えたら隙間も必要です。

こういった事を勘案し
またいざとなれば
少しは穴を広げられる様にも
できる様に考えながらの作業です。

デッキ板の端の部分も
キレイに揃えて切り落とし
やすりを掛けたら次は階段を造っていきます。
階段の側板は一番劣化が
激しい部分になります。

一般的には厚みが3~4㎝の板を使いますが
今まで散々、そういった板が
傷んでいるのを見てきた。
そこで当方では9㎝の角材を
抱き合わせて頑丈な物を造ります。

ハードウッドですから
今回は溝も安心して掘れます。
この様な感じで
長持ちする頑丈な
階段を取り付けていきます。


ハードウッドということもあり
とてもキレイな仕上がりになりました。
今回は手摺りは無いので
これで完成です!!


ハードウッドのセランガンバツは
25年~くらいの耐用年数と言われていますが
工夫した分、それより長持ちして欲しいですね!
ではまた~♪
いよいよ傷みが限界かと思われたようで、
今度は長持ちするデッキを造って欲しい
というご希望でした。